2010/02/07

音声認識@iPhoneを比較してみた。

iPhone用の音声認識技術を使った3種類のアプリについて、先ほどコンビニの駐車場で認識性能を比較してみました。
モバイル機器には明るい未来が・・・

1.音声認識付箋ST
画面の中の、※印以下が本当です。
「メガ」の部分が、何度やってもダメでした。ちなみに、iPhoneの辞書なら一発で出ます。「大」+「好評」も、「代」+「好評」になってしまいます。学習させることができないので、いつまでも同種の誤変換が続くということですね。
学習機能や辞書の規模が大きくなると変換速度が遅くなるので、このあたりで妥協しているのかもしれません。
しかし、多少間違っていても許す気持ちになれば、このアプリは強力なメモツールとして使えるでしょうね。
次期iPhoneの性能に合わせてアップデートされるバージョンに期待します。



2.TweetMe
音声認識が可能なTwitterの高性能クライアント。
このアプリに使われている音声認識技術は、上記「音声認識付箋ST」と同じAmiVoiceです。それを裏付けるように、同様のテキスト変換結果が得られました。大きな違いは、変換候補を表示できることと、辞書登録機能です。
今回のサンプルでは、何度入力しても「メガ」を「目」+「が」として認識してしまい、「メ」だけでも変換候補から選びたかったのですがそれもできず。「代」は「大」に修正することができました。
そこで「メガ」を単語登録したら、次からは一発で変換されました。辞書登録語を優先するようですね。
よく使う言葉を辞書登録すれば、変換効率は飛躍的に向上します。
もちろん、システム本来のポテンシャルを上げてもらった方がありがたいですが、それも問題でしょうね。

3.Google 音声検索
WEB検索に音声認識を導入しています。
これがまたすごい認識性能で、たいていの文章を一発でテキスト変換してしまいます。上記2種で入力した同じ言葉を入力してみると、何度やっても正確に変換します。(拡大して「ウェブを検索」の下を見ればわかります)

他の各種Googleサービスにも適用を拡大してくれると、非常に助かります。
Google Noteboookで音声入力ができれば、他のメモアプリは不要ではないかと。

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