2010/04/29

古いエキマニの楽しさ

今まで使ってきたステンレス製の純正のエキマニが脆くなり、割れの修復が難しくなってきました。そこで新調しようとメーカーに問い合わせたところ、ステンレス製の純正品はもう取り扱っていないとの返事がありました。国内でもたたでさえ少ないウエストのこと、中古品すら見つかりません。そこで、北海道のウエストオーナーから譲って頂いたエキマニを使うことにしました。今ら20年ほど前に製造されたものです。

写真の上が今まで使っていたステンレス製のエキマニで、下がその旧型のエキマニ(鉄製)です。集合部の処理とベンダーで曲げた部分の形状が時代を感じさせます。
旧型の方がパイプの径が小さくて集合部までが長いので、ボディから取り出す穴の位置も前方へ、下方へと広げる必要がありました。しかもエキマニが下のフレームにかなり接近しており、接触するのでは?という不安もあります。エンジンが大きく動かなければ大丈夫だと思いますが。


なんとかインストール完了。
錆色が・・・

全く設計が違うので、エンジン特性は豹変しました。最初交換した直後は分からなかったのですが、しっかりとキャブ調整をしたら、下のトルクが大きく増えたのです。今まではパワーバンドに入る回転数が2800rpmでしたが、それが2200rpmまで下がり、レスポンスも吸気音も大幅UPです。発進後にアクセルを少ししか踏んでいなくても、WEBERの快音と共にグングン加速します。
逆に高回転の吸排音は若干静かになりパンチが和らいだような?気もしますが、中低速が速い方が峠やミニサーキットでは楽しいはず。
ピークパワーが気になった時期もあるけど、昨年からWEBERのアウターベンチュリーを小さく(φ34→32)するなど、トルクの重要性を感じているのです。

2010/04/25

サーキット走行用?オイルキャップ?

Ford・CVHユニットのオイルキャップにはネジが切られておらず、「被せるだけ」の仕様です。全開走行で内圧が上がると外れてしまうので、いつも外れないようにテープで固定していました。
しかし先日の走行会ではテープ固定を忘れてしまい、走行中に外れて紛失してしまったのです。その時は応急的にレインコートの切れ端を巻いてタイラップとテープで固定し、走行を再開しました。

簡単に使える応急処置用の予備キャップを探した結果、机・椅子用の脚キャップが使えることが判明しました。特に写真右側の2つは、外すのに苦労するほどしっかりと固定できるので、サーキット走行に最適かもしれません。
しかし、フェルトの付いたヤツはカッコ悪すぎ(汗; オマエは脚か

2010/04/18

エキマニが進化した?

純正のステンレス製のエキマニが、割れては溶接を繰り返しているうちに、修復をする気力がなくなりました。
最初に割れたきっかけはサーキット走行なんですが、溶接がまずいせいか、その境目からまた割れてしまうという持病を持ってしまったのです。
そこで登場したのが、知人から譲り受けた旧型の鉄製のエキマニです。
昨年から交換しようとトライしていましたが、ボディサイドの取り回しが違い問題を解決するのに時間をかけてしまいました。鉄マニの方が細くて集合部分までが長いようです。出し穴を前方かつ下方に修正して取り付けることができました。
しかし下のフレームとのクリアランスが少なく、エンジンの揺れでフレームに当たったり熱害があるかもしれませんが、しばらくはこのままで様子をみることにします。

ステンに比べるとかなり静かで、WEBERのサウンドが引き立ちます。
また走行フィーリングには、差を感じるほどの違いは無いようです。
このまま問題なく使えますように。

2010/04/12

BMSC走行会

 MLS(モーターランドスズカ)で開催されたBMSC(British Motor Sports Club)走行会に参加しました。参加台数も多く、特にスーパーセブンでのエントリーが多く、MLSのカローラ状態でした。



 前日にエキマニが割れて当日の朝も小雨が降ってるなど、不安材料は沢山ありましたが、最初の走行枠の皆さんがコースを乾かしてくれたおかげで安心してスタートすることができました。
しかし、1本目の走行でオイルキャップをコースのどこかに落としてくるなど、ちょっとトラブル。エンジンルーム内はオイルミストで悲惨な状態に汚れ、掃除するのにブレーキクリーナーを1本使い果たしのであります。
その後は順調に周回を重ねましたが、自己ベスト並(正確なタイムを忘れた)のタイムは出たものの、目標には1.9秒届かず。(極端な目標だが)



 悔しかったのは、ロードスターNB2に道を譲ったことです。私がNB2からウエスト号に乗りかえたとき、「NB2の方が速いぞ!」と感じたのは確か。それ以来ウエスト号のチューニングを開始し、「打倒ロードスター」目指してたった34馬力しかない後輪軸馬力を74馬力まで引き上げ、更にキャブ調を進めてシャシーダイナモで113馬力を発揮するまでに至ったのです! 低次元なレベルですが(汗;
しかし、今の車はサスが良いから、2倍重いNBでもインフィールドで頑張っちゃうんですよね。そして直線でバビューンと抜いていく・・・ アルファ156も、快音と共にぶっ飛んでいくのがカッコ良かった。
スープラなんて、とんでもなく重いのにミニサーキットでも速い。






でも、サーキットは気持ちいいです。
大柄なウエストフィールドは他のセヴンより100kg重いから、その分優雅(な気持ちで)に走れば良いのだ。
次回も頑張ろう。



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