2009/06/24

男のオープンカーには、このデジカメをどうぞ。

雨が降っても幌が着かない、砂利と埃が容赦なく襲いかかってくる・・・そんな過酷な車でも使えるデジカメを買いました。

OLYMPUS(オリンパス)のμTough-6000です。

水深3mの防水性能と、1.5mから落としても壊れないタフな仕様です。
これなら、大雨に降られても急ブレーキで足元に落としても大丈夫なはず。
またマイナス10℃の環境にも使用することができるなど、正しくスーパーセヴンの為に開発されたようなものです。

さて、いきなり話題が変わりますが・・・

極めて普通に普通の画質で撮れますが、他社の同クラスの製品と比べ動作がおっとりしています。
そこで、おっとりしている原因のひとつにメモリーの転送速度の影響もあると思い、調べてみました。
「xDピクチャーカードの呪い」・・・別に呪われているわけではありませんが、かなり転送速度が遅いのです。
そこで、ベンチマークソフトで、転送速度を測定してみました。
↓全て同じメモリーカードリーダーを使用し、USB2.0で接続しています。



まずは、OLYMPUS純正のxDピクチャーカード「M-XD2GMP」です。



さて、この結果をどう判断すべきか・・・?






続いて、TOSHIBAのマイクロSDカード「SD-C02G」です。


リードが速いので、大量のデータをPCに転送するのに良いと思いますが、ライトが惜しいです。





次はKingstonのマイクロSDカード「SD-C01G」。

TOSHIBAのOEM製品のようですが、何故か特性が違います。
ランダムライトが速いから、これが一番ですね。
しかしリードがもう少しね・・・
ネットで99円で売っていたこともあるそうです。



次はPQIの製品(MMAGR02GUDCA-DB 韓国製)で、デジカメとセットで購入したものです。
しかし、デジカメで認識しないことがあるので、携帯電話専用にしました。
データは参考ということで・・・











そして最後の切り札?
巷ではMicroSD最速と噂されるTranscend社の「TSDN2GTF」です。


??TOSHIBAの方が速いじゃん!
通販で1枚299円で買いました。








----------- デジカメ本体をPCにUSBで接続してみると ------------

まずはTOSHIBA「SD-C01G」をセットし、USB2.0で接続して測定してみました。

同じメモリーカードでもデジカメ本体を経由すると遅くなりますが、読み込み速度がこの程度あれば実用速度でしょう。
















次にxDピクチャーカードです。
いつまで経っても測定が終わらず、ちょっと後悔しました。
デジカメ本体にセットしたメモリーに書き込むことは殆ど無いとはいえ、ベンチマーク的には最悪です。
読み込みは体感的にも遅く感じるので、大量の写真をPCに転送するときは、カードリーダーを使うべきでしょう。















まとめ

本来はxDピクチャーカード仕様のデジカメですが、マイクロSDを使った方が圧倒的に有利。MicroSDのほうが撮影データの書き込み時間が短く、PCへの転送時間も圧倒的に速いです。ちゃんと体感できるレベルで、xDだと20枚の高速連写後に全てのデータを書き込むのに約8.5秒かかりますが、マイクロSDでは約4.5秒で済んでしまいます。
しかし、OLYMPUSはどうしてxDピクチャーカードにこだわってるんでしょうか?

xDを使うと、カメラ本体のパノラマ合成機能が使えるとか、メモリーの容量いっぱいまで動画を撮り続けることができるそうですが、調べたらそんなこと無いらしい。
実際にマイクロSDでも同じことができたから(笑)

買ったばかりの純正のxDカードは3千円近くしたのに、もう使う気にならないのでスペアに格下げです。

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